道端に転がって

今のところは大腿骨骨折からの復活記です(予定)

20210610 入院4日目 手術前のもろもろ

 

 

さて、手術を金曜日に控え迎えることとなった木曜の朝。

今日は午後に検査が入るからね、とのことで少し忙しくなりそう。

ずーっとベッドに張り付けられているのも苦しいし腰が痛くなるので、朝から車椅子に移動し、パソコンを開きながら時間を過ごすことに。

やっぱり足に開放感があるってすばらしい。

 

 

風呂問題

さて、入院四日目となるのですが、私まだ風呂に入れていません。

というか、日曜日富士ヒルを走ってから風呂に入れていません。下りが天然のシャワーということにでもしておこうかしら。

のわりに世間は蒸し暑く、部屋も蒸し暑く体中がべたべたです。骨折して体温あがってるのも相まって。。。

ということで早く風呂に入れてくれやしないかと熱望していたのですが、ついに!やっと!きました風呂の時間!

どうにも風呂の入り方はいくつかあるようで、、、

  1. ストレッチャーごとシャワー室、ストレッチャーの上で体を回されて洗われる
  2. 車椅子でシャワー室、立つか座るかして洗われる

がどうやら候補だったようです。

大腿骨折ってるんで基本安静指示の私、スタッフさんは気をきかせて?ストレッチャーで病室まで迎えにきてくれました。

しかし今の私は車椅子に座っています。ストレッチャーに乗り移る方が大変ですし、ストレッチャー上で体を浮かせたり回転させたりに体が耐えられる気がしません。

右足荷重ならつかまり立ちが可能であることを必死にアピールし、車椅子でのシャワー室行きへと変更してもらうことに成功します。

体をひねる可能性のある動き、他人に足を勝手に動かされる動きはまっぴらごめんや!

 

さて車椅子に乗ってシャワー室に到着した私、まずは予定通りに手すり・右足を使って立ち上がります。風呂場だから滑りそうで非常に怖い。マットを敷いて回避してくれました。

そして、左足を右足の上にのせ、さらに右足に全荷重をかけることで左足から抜負荷をはかり、手すりをつかんで立ちます。

さながら一本足打法の構えですね。

 

しかしながらこの体制、支点は地面一点(右足)+手すり一点(腕)なので、わりと横からの荷重に弱い構造をしています。

そこそこはげしめに頭なんかを洗ってくれるものですから、その間常に倒されはしないか気が気ではありませんでした。実際に体が結構揺れますから。

また、痛めている左の大腿部近辺についてもちゃんと洗ってくださろうとするため、振動が患部に響いて大変でございました。

そんな若干の修行?苦行?感漂う入浴タイムを終え、数日ぶりにさっぱりとした体に生まれ変わることができました。

 

トイレ問題

続いて訪れるのはまたしてもトイレ問題。大好きですねトイレネタ。

おもしろおかしく書いてますが当人にはなかなか深刻です。人間としての尊厳に関わるといっても過言じゃない。

本日のトイレ問題は…そう、手術前なので腸内を空っぽにしておこうの巻です。

平たく言うと浣腸されて内容物を全部排出しなければなりません。

一般的な流れとしては、、、

  1. ベッド上で浣腸される
  2. 便意を催す前にトイレに移動する
  3. トイレで大放出する

の簡単3stepでお届けされる模様ですが、なにを隠そうこの私、ベッドからトイレへの移動に20分とか30分かかります。浣腸後の移動ではとうていおなかが持つわけがありません。

ですのでどうしたらいいか相談すると

A案

  1. ベッド上で浣腸される
  2. 便意を催す前におむつをはかされる
  3. おむつの中に大放出する

もしくは

B案

  1. ベッド上で浣腸される
  2. 便意を催す前に腰の下にポータブル便器をあてがわれる
  3. ポータブル便器の中に大放出する

 

のどちらかだと。

A案の場合、おむつの中にいろいろ大放出と言う響きが非常に受け入れがたく

B案の場合、腰を浮かせてポータブル便器を挿入する体制に体が耐えられる気がしないため

どうにかして

C案

  1. トイレ内で立った状態で浣腸される
  2. 便意を催す前に便器に座る
  3. 便器に大放出する

を取らせてもらえないか必死の交渉となるのでした。

根強い交渉が実を結び、なんとかC案の採用で看護師さんと妥結。労働者の権利が守られた瞬間でした。

 

手術前検査

さて、入院からこれまでには

  1. レントゲン
  2. MRI
  3. 採血
  4. 新型コロナPCR検査

と受けてきたわけですが、手術の実施にはまだ少し足りない様子。

・肺活量測定

・心エコー

の二点をクリアすることで手術に向かえることになります。

上述のトイレ問題解決後、「もうすぐ呼ばれるのでストレッチャーの上で待っててください」と言われストレッチャーに寝かされたのですが、なんとそこから2時間検査は始まらず。固い固いストレッチャーの上で腰を痛めながら昼寝することと相成ったのでした。

 

さて、肝心の検査というと、、、

肺活量測定ですが、最近の測定器はすごいですね。

てっきり、バッグの中に向けて息を吐き出す古き良き計測かと思っていたのですが、肺活量計を見てびっくりバッグなんてものは存在しません。どころかただの円筒を咥えて息を吐くだけ。可動部もないので、どうやら差圧流量計になっている模様。

言うなればピトー管に向けて息を吹きかけている感じ。非圧縮ならそれで十分計測できますね。

 

心エコー検査は、もうなにがなんだかわかりません。技師さんが取ったエコー映像と心電図波形を同期しながらいろんな断面を見ている、ということだけしか分かりませんでした。

 

ここまでこなし、ようやく本日のミッションが終了となります。想像以上にやること多かったな今日は。。。

 

最後の晩餐

手術当日は絶食のため、本日の食事を持ってしばらくたべものからは遠ざかります。アタリを引きたい…!

 


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・昨夜に引き続き卵だ!

・またブロッコリー

・相変わらず米多い

・ついにふりかけ標準装備!!!

 

 

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・ついにきた!米以外!

・かきあげそば!!

・駅そば450円っぽさ。

 


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・最後の晩餐にはそこまでふさわしくなかった…

・かといって謎の質素さもなかった…