20210606 富士ヒル
エントリー~前日まで
勤め先の先輩方に誘われて、2021年の富士ヒルへのエントリーを決めたのが2月くらい。
基本は平坦へっぽこライダーなので、ヒルクライムなんて避けてたのですが出ると言ってしまったので仕方ない。
出ると決めたからには満足いく結果になるように!と少しずつ気合いを入れて練習を開始。
日々の練習→週2~3でローラー(SST45分)
週末→どちらかで実走
を目安に三ヶ月ほど準備しました。
事前にいくつかの山を登った感じでは
・ヤビツ(名古木スタート)→47分 175W
・土山(尾崎スタート)→15分 175W
・椿ライン(湯河原温泉入り口スタート)→72分 180W
・スバルライン事前試走(料金所スタート)→96分 163W
だったので、本番パワーでブロンズにどれだけ近づけるか?を目標に当日のペースメイクを考えることにしました。
当日
あいにく当日は、10時くらいから雨予報。
降られる前に上りきれそうならスタート、無理そうならDNSと思っていましたが…
なんとか天候は持ちそうと判断し、7:30くらいにスタート。
序盤の一合目までは、がんばりすぎると後半持たないと思われたので、控えめに平均170Wくらいを維持して徐々に心拍をあげていきます。
通過タイム:25分30秒。(公式ペース表比で3分10秒遅れ)
一合目~二合目は、ひたすら淡々とペースを刻みます。
通過タイム:38分0秒。(公式ペース表比で2分50秒遅れ)
二合目~三合目も、100メートルくらい前にいるにたようなペースの人を目印に走る。
通過タイム:52分25秒。(公式ペース表比で2分10秒遅れ) 少しずつ挽回できてる!
三合目~四合目は、後ろから追いついてきたブロンズ狙いのライダーさんにしばらく引いてもらう。10分くらい引いてもらいドロップし、しばらくペース走。
通過タイム:71分10秒。(公式ペース表比で3分17秒遅れ)ドロップしたのが響いて遅れだした…
四合目~五合目は、あと20分だと割り切って平均パワーを落とさないように登る。平坦区間はトレインにひっついて35~40キロ巡航。最後の登りは淡々とゴール。
通過タイム:92分。(公式ペース表比で4分遅れ)
たかが2分…されど2分…!
下山からの落車
ゴールした頃はまだぎりぎり天気ももっていたのですが、だんだんと雨が降ってきます。ひとしきり記念撮影を済ませ、いそいそと荷物を回収、着込んで下山を開始します。
雨の中、40キロでダウンヒルするのはなかなかに神経を使いますね…周りの人の速いこと速いこと。
できるだけ直線区間で慎重にスピードを落とし、グリップの範囲で曲がっていくのは想像以上に疲れました。もうやりたくない。
そして無事料金所まで下りきった後、車を止めてあった富士山パーキングまで最後の移動です。
最後の最後、駐車場入り口の導入路に繋がる部分↓
に見事につまづき、左方向にパタンと落車してしまいました。
よく見ると側溝の縁が鉄なんですよ…雨降ってたから滑るんですよ…
転んだ直後はひとまず安全な場所に体と自転車を避難し、休息。
左の肘あたりを軽くすりむいたかな?
なんか太股が痛いな?立ち上がれるけど左足に力入れらんないな?
と言う感じだったので、無理せずゆっくり落ち着くのをしゃがみ込みながら待っていました。
そうしたらこの駐車場入り口、かなりの危険スポットだったようで私が痛んで座り込んでいる間に10人以上のライダーが転倒する惨劇。
警備員三人もたってるのに注意喚起がろくにできておらず、むしろ事故を誘発しているのではないかとさえ思いました。
ただ、転んでいった他のライダーは私と違いすぐ立ち上がって駐車場へ入っていったので、このあたりから若干不穏な空気を感じ始めます…私は歩けないぞ…
友人の助けを借りトランポまで戻ったはいいものの、やはり満足に動けません。やばいかもわからんな。
その後
途中のんきに昼飯を食うイベントを挟みつつ友人の車で帰宅。(今振り返ればなんてことしてたんだ…)
荷物や機材の運びを家族にも手伝ってもらい、一時間かけて車から自宅へ帰る。
このあたりでは、明確に「股関節を捻ると痛い」「体重を乗せると痛い」と言う症状がはっきりしてきます。
ひとまず湿布を貼って応急処置し、翌日整形外科を受診することとしました。
結果的にはここで救急搬送でよかった感じではありますけどね…
家の中では、極力体を捻らないように、関節を変に曲げないように気をつけながらベッドとトイレを往復する生活です。